SATREPSプロジェクト BlueCARES で特任研究員をしているRaghab Rayさんの共同研究論文が9月24日付けでオンラインで公開されました。フィリピンにあるマングローブ生態系から外洋への炭素移出の定量評価に関する研究です。(その後、11月10日に巻号ページ番号が付いて正式に出版されました。)

Ray et al. (2021) Dissolved and particulate carbon export from a tropical mangrove-dominated riverine system. Limnology and Oceanography 66(11): 3944-3962, https://doi.org/10.1002/lno.11934

著者のRayさんはその後、10月31日付けで特任研究員を退職されて、インドのバンガロールにある大きな民間研究機関の研究員に就任されました。BlueCARESでもまだやり残した仕事があるので引き続きインドから遠隔で対応して頂く予定です。

Rayさんは自分の研究もさることながら、研究者の国際的なネットワークを築くのがうまく、アメリカやドイツ、フランス、また日本国内でRayさんが見つけてきた若い共同研究者たちはいずれもたいへん優秀な人ばかりで、その目利きぶりにいつも感心させられていました。今後の更なる活躍を期待しています。

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