10月13日から15日にかけて、盤洲干潟の海苔養殖域で堆積物ロングコアのサンプリングを実施しました。海藻による炭素隔離効果を全世界で調べている Oceans 2050 Seaweed Project という国際共同研究に提供するサンプルです。現在は支柱柵に網を張る養殖方式ですが、明治時代から篊立(ひびだて)式の海苔養殖が行われていて、Oceans 2050の国際的な養殖サイトネットワークの中でも最古の歴史を誇るサイトです。

水産資源研究所の堀正和さんの企画で行われ、株式会社ジオアクトの技術者と港湾空港技術研究所の研究者が協力しています。現地調査は木更津の金田漁協の方々の協力で行われ、試料処理には富津市の東京湾漁業研究所の施設を利用させて頂きました。

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