2021年の2月26日から約2週間、北海道のサロマ湖へ観測に出かけました。
観測にあたり色んな心配事がありましたが、、、
pcr検査の実施、感染対策の徹底をして、コロナ禍での観測が実現しました。
冬のサロマ湖は、湖面が海氷で覆われています。
氷を取り出してみると、氷の厚さは約70cm。例年より氷が厚いですね。右側が氷の底です。植物プランクトンがたくさん付着しているため、茶色く見えます。
氷に穴をあけてセンサーを下ろし、氷の直下の水温、塩分などの分布を調べます。
北海道大学や東海大学、農環研などから、たくさんの学生、研究者が参加しました!
サロマ湖はアクセスがよく、氷の上も平坦で比較的安全に作業ができます。そのため、北極などのより厳しい環境を想定した観測トレーニングの場として、観測機器をテストする場として、教育の場として、国内外から多くの研究者、学生が訪れます。来年もまた行きたいですね。
漢那