論文掲載

乙坂准教授の主著による論文がNuclear Instruments and Methods in Physics Research Section Bに掲載されました。海水中の溶存有機態放射性炭素の分析のための、より扱いやすい前処理装置の開発に関する論文です。大気海洋研究所や、日本原子力研究開発機構のAMS(加速器質量分析装置)施設の皆さんとの共同による成果です。

海洋における有機物や、親生物性の微量元素の循環研究への応用が期待され、既に多くの研究者の皆さんとの共同研究が開始されています。

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*2022年9月8日まで、こちらよりどなたでも全文をご覧いただけます。

論文掲載

漢那助教が共著の論文がFrontiers in Marine Scienceに掲載されました。グリーンランドの氷河の融解水がフィヨルドの炭酸系に及ぼす影響を評価しました。

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ただいま白鳳丸で観測中 2

白鳳丸による研究航海(KH22-7 レグ1)の様子を紹介しています。

レグ1では、主に亜熱帯の海で観測をしています。晴れた日が多く、透明度が高い亜熱帯の海はとてもきれいです。
昼夜を問わず観測が行われているため忙しい日が続きます。
CTD観測の様子

白鳳丸位置情報

ただいま白鳳丸での研究航海中 1

2022年6月30日~7月26日にかけて、学術研究船
白鳳丸を用いた研究航海(レグ1)に参加しています。

世界中の海の微量元素、同位体の分布や挙動を明らかにする国際プロジェクト「Geotraces」のもと、約30名の研究者、学生が船上で共同観測をしています。

7月のはじめに赤道まで南下し、その後北上しながら採水やセンサー観測、採泥などを行います。


船の食事


採水の処理様子

大量採水の様子
大量採水の様子


採水班のメンバー

論文掲載

動物プランクトンによる有機炭素の深海への輸送に関する論文が、Frontiers in Marine Scienceに掲載されました。

T. Ikenoue et al., Neocalanus cristatus (Copepoda) From a Deep Sediment-Trap: Abundance and Implications for Ecological and Biogeochemical Studies. Front. Mar. Sci., 20 May 2022.

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2011年の白鳳丸航海で福島県の沖合にセジメントトラップを設置し、2年間にわたって観測した結果をまとめたもので、2014年に報告された沈降粒子の主要成分の分析結果に、新たに得られた動物プランクトンの種組成の解析結果を合わせて解析したものです。本研究により、沿岸―外洋の移行域である同海域において、海洋表層から水深1000m以深の深海へと隔離されるの有機炭素の約2割が、動物プランクトンの鉛直移動によるものであることがわかりました。この海域における炭素をはじめとした親生物性の元素の動態の理解を深めるうえで重要な知見と言えます。

Subarctic Pacific Intermediate Water: An Oceanic Highway for the Transport of Trace Metals in the North Pacific

GEOTRACES is an international collaboration project aiming to unravel the distributions of trace elements and their isotopes in the global ocean. As part of the GEOTRACES-Japan project, we carried out two surveys in the subarctic Pacific in 2012 and 2017. Here, we synthesize the outcomes of research completed so far associated with these surveys. Also, there is still a lot of work to be done in the subarctic Pacific! For example, we do not understand the processes that cause zinc-silicate decoupling in the region. The size fractionation of iron and its fate in the intermediate water also requires further study to elucidate the influence of organic matter on the transport of iron. We are also working to unravel the distributions of noble metals such as platinum and palladium. These metals are widely used in catalytic converters in vehicles and can be used as anthropogenic tracers in the ocean.

The full article can be assessed at https://doi.org/10.1002/lob.10490

 

大学院進学希望者のための進学ガイダンスのお知らせ

2022年5月29日(日)に、東京大学大気海洋研究所の進学ガイダンスが行われます。我々スタッフがzoomで進学のご相談を受け付けます。参加を希望の方は5月27日(金)までにお申し込みください。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。申し込みはこちら

***プログラム***

1. 13:00−13:15 挨拶、大気海洋研究所の紹介

2. 13:15−15:30 オンライン研究室訪問

・13:15−14:15 分野訪問(あちこち見物タイム)*各研究室を自由に出入りする時間
・14:15−15:30 分野訪問(じっくり相談タイム)*教員と研究や進学についてじっくり話す時間

*各研究部門・センターと関連教員の活動紹介は、参加希望者に動画のリンクをお送りします。

 

論文紹介

漢那助教、小畑教授が共著の論文がBulletin of Glaciological Researchに掲載されました。冬季の北海道サロマ湖の海氷上で観測した成果がまとめられています。

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