蒲生俊敬のホームページ
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 蒲生俊敬(Gamo, Toshitaka)
 〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5−1−5
 東京大学・大気海洋研究所
 海洋化学部門・海洋無機化学分野
 Marine Inorganic Chemistry Group
Department of Chemical Oceanography
 Atmosphere & Ocean Research Institute, The University of Tokyo
 5-1-5, Kashiwanoha, Kashiwa, Chiba 277-8564 (JAPAN)
 Phone:+81-(0)4-7136-6080
 FAX:+81-(0)4-7136-6081
 E-mail:gamo(at)aori.u-tokyo.ac.jp


略歴(Personal history)

 1952.2 長野県上田市生れ(Born at Ueda, Nagano Prefecture, Japan)
 1970.3 私立武蔵高等学校卒業
 1974.3 東京大学理学部化学科卒業
 1979.3 東京大学大学院理学系研究科博士課程(化学専攻)修了(理学博士)
 1981.4 東京大学海洋研究所・海洋無機化学部門・助手
 1992.12 同上・助教授(〜2000.3)
 2000.4 北海道大学・大学院理学研究科・地球惑星科学専攻・教授(〜2004.3)
 2003.11 東京大学大気海洋研究所・海洋化学部門・海洋無機化学分野・教授

 2013.4 東京大学海洋アライアンス・副機構長

 


これまでの研究テーマ

 1) 海水中の溶存気体,放射性核種等をトレーサーとする大洋および縁辺海の循環・混合に関する研究.
 2) 深海底における熱水系・冷湧水系の地球化学的挙動の解明と,海洋‐海底間の物質循環に関する研究.
 3)深海における現場化学分析装置の開発と実用化に関する研究.
 4)大気(成層圏を含む)および海水中の二酸化炭素の同位体比とグローバル炭素循環に関する研究.

 海洋の新しい国際共同研究として,GEOTRACES(海洋の微量元素・同位体による生物地球化学研究)計画が,欧米からアジアにわたる12カ国を中心に立案され、20058月にSCOR(国際海洋研究科学委員会)の承認を経て正式に発足しました。現在では約35カ国が参入しています。21世紀の海洋化学研究を先導する大きな潮流として、今後の発展が期待されるとともに、日本からの貢献が求められています。GEOTRACES計画の詳細はこちらをご覧下さい。


所属学会

American Geophysical Union
Geochemical Society
日本海洋学会(評議員)
日本地球化学会
日本化学会海洋調査技術学会(評議員)

日本地球惑星科学連合(大気水圏科学セクションプレジデント)


Publications

1)Refereed papers
2)Non-refereed papers
3)Others (reviews, books etc)

 


受賞

2002.9 日本地球化学会賞「背弧海盆および中央海嶺熱水系の地球化学的研究」
2005.4 日本海洋学会賞「海水中の溶存気体をトレーサーとする海洋学的研究」

2011.4 (財)海洋化学研究所海洋化学学術賞(石橋賞) 「観測にもとづく海底熱水活動および海洋環境変化の地球化学的研究」
2014.6 The Geochemical Journal Award of 2014 ''Amakawa et al., Neodymium isotopic composition and concentration in the Southwest Pacific Ocean'' published in Geochemical Journal, Vol.47, pp.409-422(共同受賞)
2016.4 文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門) 「化学トレーサーを用いた日本海の環境変化に関する研究」
2016.12.3 地球化学研究協会学術賞(三宅賞)「化学的観測手法の高度化による海底熱水・冷湧水系の先駆的研究」

 


若手研究者・大学院生を歓迎します

 東京大学大気海洋研究所の海洋化学部門・海洋無機化学分野(教員は3名で,私のほか小畑元・准教授中山典子・助教。他に事務補佐員1名,技術補佐員1名,博士研究員2名,大学院学生5名で構成)では,地球化学的手法を用いた大気−海洋−岩石圏にまたがる研究を推進し,先端的な研究分野の開拓を目指しています。 観測船や潜水船を活用し,海洋環境における気体・微量化学成分,およびこれらの同位体の詳細な時空間分布から,海洋の地球化学的サイクルの謎に迫ります.
 この分野の探究に意欲ある若手研究者(博士研究員(PD)),および大学院生を歓迎します.大学院は,理学系研究科化学専攻,または農学生命科学研究科水圏生物科学専攻を受験して下さい.
 問い合わせや研究室の見学を随時受け付けています。関心のある方は,どうぞ気楽にメール等で連絡下さい.メールアドレスほか連絡先は,このページの冒頭にあります.

 


 


 
 著書「日本海 その深層で起こっていること」
 

 東京大学における海洋教育・研究の分野横断ネットワーク「海洋アライアンス」による普及活動の一環として企画・刊行された一冊です。我が国に隣接する日本海というユニークな縁海の特徴を観測データに基づいて解き明かし、日本海はなぜミニ海洋と呼ばれるのか、そして日本海が日本列島にとって如何に重要な存在であるのかを、様々な観点から浮き彫りにします。(1)日本海とはどのような海か、(2)日本海は世界の海の「ミニチュア版」、(3)「日本海独自の海水」があった!(4)日本海の来歴、(5)「母なる海」日本海、(6)「ミニ海洋」からの警告──の6章からなり、白鳳丸や淡青丸による最近の観測成果も含めて、読みやすく平易な語り口で書かれています。

 講談社ブルーバックス(B1957)、208ページ、2016年2月発行、定価860円(税別)

  ISBN978-4-06-257957-5
  週刊新潮(2016年5月19日号)に書評が掲載されました。
    (週刊新潮編集部から許可を得て転載しています。)
  朝日新聞(2016年8月21日朝刊)に書評が掲載されました。
    (朝日新聞社から許可(承諾書番号A16-1464)を得て転載しています。朝日新聞社に無断で転載することはできません。)
  NHK「視点・論点」(2016年6月15日)に出演し、本書に関連する話をしました。

 
編・著書「海洋地球化学」
 

 地球システム科学に発想の起点を置き,最先端の研究動向も取り入れながら,海洋地球化学の基礎をひととおり学べるよう工夫した初学者(大学生,大学院生)向けの教科書です。図・表をなるべく多用し,図のほとんどはカラーで印刷されています。また,息抜きのためのコラム記事を随所に配置しました。全11章のタイトルは以下の通りです。第1章:地球システムの中の海洋,第2章:海水とその化学組成,第3章:海洋の炭酸物質と栄養塩,第4章:微量元素と同位体,第5章:海洋の有機地球化学,第6章:海洋の水循環と化学トレーサー,第7章:大気-海洋間の物質循環,第8章:陸から海への物質輸送,第9章:海底下地殻内流体の地球化学,第10章:海底堆積物と古海洋学,第11章:海洋地球化学の新しい展開に向けて。なお以下の方々が,執筆を分担して下さいました(敬称略)。小畑元(第2章),石井雅男(第3章),宗林由樹(第4章),田上英一郎(第5章),植松光夫(第7章),石橋純一郎(第9章),村山雅史(第10章)。

  講談社(A5版),270ページ,2014年7月発行,定価4,600円(税別)
  ISBN 978-4-06-155237-1

 理学部ニュースに掲載した紹介記事

 
編・著書「地球と宇宙の化学事典」(日本地球化学会編) 
 

 広大な宇宙での出来事から,目に見えない微生物の営みに至るまで,我々を取り巻く森羅万象の不思議さと面白さについては,ここで改めて言うまでもありませんが,本書は,このような不思議の世界を,地球惑星化学かつ生物地球化学的観点から俯瞰することのできる初の中項目事典です。193名という多数の執筆者が,厳選された約300の重要かつタイムリーな項目を担当し,1ないし2ページの読み切り記事にまとめています。どのページからでも読みはじめることができ,関連する項目を次々ととばし読みできるのが中項目事典の楽しさです。その上,19点に及ぶ口絵写真(カラー)が収録されており,その中には,インド洋深海の高温熱水を世界で初めて採取した瞬間を捉えた写真など貴重なショットも含まれています。

 朝倉書店(A5判),472ページ,20129月発行,定価12,000円(税別)
 ISBN978-4-254-16057-4

 
 著書「海洋の科学---深海底から探る」  
 photo

 深海にまつわる海洋の地球化学的研究は,最近の20年間に,技術的にも学問的にも,驚異的な進展を遂げてきました.本書は,海洋における深層循環,および深海底熱水活動,の2テーマに焦点を絞り,深海の世界の驚異と研究の面白さを,できるだけ分かりやすく解説しました.この分野に関心のある高校生から大学生の皆さんに是非読んでいただきたい本です.

(目次)序章:深海底から噴き出す温泉,1章:海洋を調査する,2章:ダイナミックな海洋の動きと気候変動,3章:深海底の熱水活動,4章:太平洋を覆う熱水プルーム,5章:熱水活動の規模と地球環境,6章:深海底の異変を知らせる冷湧水,7章:海底の下はどうなっているのか,8章:気候を変えたスーパープルーム,9章:深海底,最後のフロンティアに挑む.

 
 NHKブックス(787),210 ページ,1996年12月発行,定価870円.(絶版となりました。Amazon等でお探し下さい。)
 ISBN4-14-001787-2

 





新聞記事から

●研究室散歩:海洋無機化学(東大新聞2004年9月14日(東京大学新聞社の許諾を得て転載))
●あの瞬間:海の神秘解明へ海底温泉を探せ(読売新聞2007年2月19日
●深海まで及ぶ地球温暖化(読売新聞2008年6月9日

   (読売新聞社の許諾を得て転載。著作権の説明
●研究室散歩:海洋化学(東大新聞2015年4月7日(東京大学新聞社の許諾を得て転載))

よみもの

インド洋初の海底温泉発見の瞬間
海を調べる
ミニ海洋・日本海における観測の重要性
日本海深層水に生じつつある異変
アウトリーチとインターフェース(東大学内広報No.1330, 2006)
追悼 玉木賢策教授(「玉木賢策先生追悼文集」(2012.4.28)より)
さらば愛しの淡青丸(Ocean Breeze 第11号, 2013)
気象少年の思い出(東大理学部ニュース2013年5月号)
追悼 坪田博行先生(「坪田博行先生追悼文集」(2014.1.12)より)
10年ひと昔×6+2年(Ocean Breeze第16号, 2014)


2000〜2015年に眺めた海

南インド洋フィリピン海アラビア海日本海北部沖ノ鳥島相模湾南シナ海駿河湾東太平洋南太平洋南極海(太平洋)日本海 南極海(インド洋)南大西洋(喜望峰から)薩摩硫黄島 ●鹿児島湾 ●北部北太平洋 ●叫ぶ60度(南極ロス海) ●南太平洋(ニウエ近海)

2000〜2015年に訪れた港

ポートルイス(モーリシャス) ●ポート ヘッドランド(オーストラリア) ●ペナン(マレーシア) ●アデン(イエメン) ●チェンナイ(インド) ●小樽(日本) ●大洗(日本) ●横須賀(JAMSTEC)(日本) ●セブ(フィリピン) ●東京(日本) ●那覇(日本) ●ホノルル(米国) ●カヤオ(ペルー) ●パペーテ(タヒチ) ●ホバート(オーストラリア) ●オークランド(ニュージーランド) ●富山(伏木)(日本) ●函館(日本)●長崎(日本)●鹿児島(日本)●コーチン(インド)●ケープタウン(南アフリカ)●博多(日本)●ダッチハーバー(米国)●バンクーバー(カナダ)●ウェリントン(ニュージーランド ●マジュロ(マーシャル諸島))

 


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